BODYで生きよう!アタマはおまけ -その3-

その3 【考えるのは、2日まで】

「いいものばかり」とは

BODYで生きよう!アタマはおまけ -その1-毎日、患者さんのお話を聞いていると、病気になった時に、多くの方は「いろいろ調べて、どうすればいいかを考える」という過程を通るようです。

インターネットが身近になった21世紀になり、この傾向に、ものすごく拍車がかかっています。

「考えて、わかる」ことは、いいことです。
しかしそれは、「わかった」から「いいこと」になるのであり、「考えること」自体は、途中経過、ないし必要経費みたいなものです。

良いも悪いも、ない。
「考えて、わかる」場合があるから、「考える」ことも、できるようになっておく方がいいことは、疑いありません。

しかし常に「考えること=善」では、ありません。


それはなぜでしょうか。
「考えても仕方ないことを考え続けてしまう」

これが、病気が治りにくい人に共通する行動だからです。


BODYで生きよう!アタマはおまけ -その1-「考えすぎ」。
健康のためには、はっきり、悪と定義してもいでしょう。

「考えすぎること」がなぜ「はっきり、悪」といえるか。
「考えること」は、ものすごくエネルギーを必要とします。

大脳、特に前頭葉の新皮質は、思考、創造をつかさどる「人間ならでは」の働きをする部分ですが、生物学的に比較的新たに獲得した能力のせいか、そのエネルギー効率は「エコ」ではありません。

ですから、たとえば「筆記試験で頭を使った」あとはすごく疲れるし、そのあとしばらくすると、猛然とおなかがすいてくるでしょう。

考えることが悪いのではない。

しかし考え「すぎ」は明らかに不健康です。
エネルギー、もっと端的に言えば体力を浪費してしまうからです。

多くの患者さんは、これを自覚されています。
「考えても仕方ないんやけど、どうしても考えてしまって…」
ほとほと疲れた、という表情が見て取れます。

つまり、「考えすぎ」が悪い(自分の健康を害している)ことは、理解している。
しかし、「考えすぎの止め方が、わからない」ということなのでしょう。

BODYで生きよう!アタマはおまけ -その1-これって、何かに似ていませんか・・・
そうです、「依存症」です。
酒、たばこ、ギャンブルなど…
「やりすぎると健康を害する」ことはわかっているのに、やめられない。
「考えること」も、その害をわかっておかないと「止められなく」なってしまうのです。

これを避けるために、私が実践し、患者さんにもおすすめしている方法が、「考えるのは、2日まで」

という、シンプルな方法です。

BODYで生きよう!アタマはおまけ -その1-


3日以上は、「考え」でなく、「悩み」「迷い」になる、と思っておいてください。



次回は、その4 【体力論】
ご期待ください。


Dr.田中文責:スタッフ医師 田中 一

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「いいものばかり」とは