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生物の活動に必要なATP


いきなりですが『ATP』ご存知ですか?
生理学や生化学などに詳しい人には馴染みですね。

正解は、Adenosine Tri-Phosphateの略称。アデノシン三リン酸と呼ばれるものです。もう少し簡単に言うとエネルギーです。正確に言えば、エネルギーを持つ物質ですが、ATP=エネルギーと思ってください。

ATPはアデノシンという基本構造に、3つリン酸がくっついたもので、このくっついているリン酸部分が切り離されたりする反応や、他の分子にリン酸が移動する反応でエネルギーを放出(発生)します。

ATP(アデノシン三リン酸)の構造

切り離されたATPはADPとなり、またリン酸と結合することでATPとなります。ATP→ADP+Pとなった時にエネルギーが放出され、ADP+P→ATPとなることでエネルギーを蓄え、その反応が体内で繰り返されています。
※栄養素が分解・酸化される過程において、このエネルギーATPが大量に産生されます。

 

ATPは生体のあらゆるところに存在し、このATPを使って筋肉が動いたり、代謝が進んだり、生物によっては発光や発電したりと体内の様々なところで利用されます。

参考:栄養学の基本がわかる辞典

 


 


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