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トップ  >  生活習慣  >  熱中症:見落としがちな予防のポイント
更新日:2018/07/25

熱中症:見落としがちな予防のポイント





最近は35℃を超える猛暑日が多いですね。
気象庁も「命に危険があるような暑さで災害と認識している」ということです。


暑い
身体の機能を最適に保てる体温は36~37℃で、40℃以上になると
運動を続けることが困難になります。
体温が上がりすぎないよう調節機能はありますが、
発汗もその一つで、汗が蒸発する時に熱を奪う(気化熱)ことで放熱します。

発汗は重要な機能ですが、体内の水分量が減りすぎることで
いろいろな症状も出てきます。それが進むと生命の危機も。
症状が出ないうちに対応するには、体重の2%の脱水が許容限界となります。
水分補給は、怠らないようにしてください。


水分損失率  
身体的・精神的変化
1%
大量の汗、のどの渇き
2% 強いのどの渇き、めまい、吐き気、食欲減退、血液濃縮、尿量減少
3% 発汗量減少
4~8% 脱力感、疲労、ふるえ、ふらつき、体温上昇、めまい
10~12%
痙れん、湿疹、循環不全
15~17% 嚥下不能、排尿痛、皮膚の感覚鈍化、舌のしびれ
18% 皮膚のひび割れ、尿生成の停止
20%
生命の危機、死亡


体温を最適に保つには、「発汗」と「水分補給」が必要ですが、
ここで忘れてならないのは「湿度」です。
発汗しても、湿度が高いと汗が蒸発しにくく体温は下がりません。
気温が同じでも湿度が高いと、より熱中症になりやすいといえます。
また、熱射病は日差しの強い屋外でなりやすいのですが、
熱中症は、屋内(温度・湿度が高く空気が動かない)でもなります。

「WBGT(暑さ指数)」という指標があり、25度を超えると注意が必要とされ、
気温34度で湿度20%、気温28度で湿度55%、気温25度でも湿度75%で、
WBGT25度を超えます。(下表参照)

そうなると、湿度も測れる「温湿度計」は、必須かもしれませんね。
(熱中症の危険を知らせてくれる「熱中症計」などもあり、携帯できるタイプもあるようです。)

気温はもちろんのこと、「湿度」「水分補給」に気を付けることも
熱中症を予防する重要なポイントです。



暑さ指数(WBGT)

熱中症を予防することを目的としてアメリカで提案されました。
人体の熱収支に与える影響の大きい 、
①湿度 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境 ③気温 の3つを取り入れた指標です。
環境省のサイトで、各地の「暑さ指数(WBGT)の実況と予測」が掲載されています。
⇒ 熱中症予防情報サイト(環境省)


< 生活における熱中症予防指針 >


日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針」より

< WBGTと湿度の関係 >


WBGT
日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針」より







参考
・気象庁HP
・環境省「熱中症環境保健マニュアル」
・「人体の限界」山崎昌廣(サイエンス・アイ新書)
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