適切なマルチビタミン・ミネラルを摂取する(1)


健康寿命を延ばす方法は細かいものを含めれば数限りなくありますが、コストパフォーマンスが最も高い方法の1つが、適切なサプリを摂取することです。
適切なサプリが自己治癒力を大きく左右するということは私たちのデータベースの解析でも明らかになっています。
ただし、サプリであればなんでもいいかというとそうではありません。効果が期待できるのは、あくまでも適切なサプリを選択した場合に限るということなのです。


http://e-comment.jp/uploads/photos/39.gif  サプリメントは摂ったほうがいいか?

私たちは摂ったほうが断然賢明だと考えます。
ただし、どんなサプリメントを摂るかが重要なポイントです。


http://e-comment.jp/uploads/photos/39.gif  なぜ、サプリメントを摂ったほうがいいのか?

今の食(生活)は栄養/カロリーバランスが崩れているからです。

「栄養≠カロリー」です。

つ まり、現在の食事はよほどのこだわりを持って自分自身でつくっている場合は除いて、カロリーオーバーでありながら栄養不足の状態なのです。典型的なのは外 食です。つまりじゅうぶんに栄養を確保しようとすれば、カロリーオーバーになってしまうのが現状なのです。したがってバランスよく栄養を摂取しようとする ならば、カロリーのほとんどない天然サプリメントを摂取するのが得策です。

また文献的にも、そして私たちのデータベースでもサプリメント摂取の有用性が示唆されています。


http://e-comment.jp/uploads/photos/39.gif  サプリメントを摂るとかえって体に悪いという論文も発表されているが?

どのようなサプリメントを摂るかによって答えはまったく違ってきます。
それは天然サプリメントと合成サプリメントでは体内における働きがまったく異なると考えられるからなのです。

例えば、“米国の医師の比較試験で、摂取前の血液中ベータカロテン濃度別に、がん予防効果が調べられたが、最も高いグループでは、逆にがんのリスクが上昇していた”などという報道が無分別になされますと、多くの方はベータカロテンが体に悪いものだと誤解します。

ただ、この記事の論点には根本的に大きな誤りがあります。
それは、緑黄色野菜を摂取することと、人工(化学)合成のサプリメントを摂取することとは全く意味が異なるにもかかわらず、どちらもベータカロテンを摂取したこととして一括りにしている点です。

なぜなら、単一の化学合成物質としてベータカロテンが体内に摂取された場合と、野菜果物などとしてベータカロテンが摂取された場合とでは、体内での振舞い(吸収、効果、副作用も含めて)まったく異なることがわかっているからです。

つまり薬のような振る舞いをすると考えていいと思いますので、もともと極端に血中濃度が低下してしている場合には効果があっても、もともと血中濃度が高い場合にはむしろ副作用が前面に出てしまうということは大いにありうることです。

ですから、この記事は化学合成のサプリメントを摂取する場合には当てはまるかもしれませんが、天然サプリメントを摂取している場合には当てはまらないということなのです。化学合成のサプリメントは薬剤と同じですので、この記事が伝えるような副作用(毒性)があって当然だと思います。

また、サプリメントや薬品の効果や効能は、無作為化比較試験をしなければ科学根拠がないとする(アメリカ主導のEBMに準拠した)考え方そのものにも限界があるのではないかと私は考えています。

こうしたことから、私たちは化学合成のサプリメントを奨めていません。お奨めできるのは野菜・果物、ジュース、そして天然サプリメント(特に医家向け)なのです。

新聞、雑誌、テレビなどのメディアは影響力が非常に大きいにもかかわらず、本当の情報を提供することが極めて少なく、しばしば正確さに欠ける情報を平気で流布しているのには困りものです。


http://e-comment.jp/uploads/photos/39.gif  どんなサプリメントが重要か?

ビタミン、ミネラル、ファイトケミカル、センイ、酵素、アミノ酸など、もともと体内にあるものが重要です。
最近の多くの天然サプリメントは安全性も高く、コストパフォーマンスもよく、むしろ活用しない手はないと思います。
特にビタミンCとマルチビタミン・ミネラルは健常人を含めすべての現在人にとっても有用だと私たちは考えているくらいです。