今月の「よくある病気」のテーマはアレルギー疾患です。

今、急激に増えるアレルギー疾患!

花粉症はもちろん、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎、気管支喘息…など、アレルギー疾患は、この5-60年で急増しているんです。今や日本人、花粉症は3人に1人、何らかのアレルギー疾患がある人は2人に1人と、アレルギー疾患はまさに国民病です。
みなさんのまわりにもアレルギーで悩んでいる人、少なくないのでは?

原因はこれ!という明快な答えはありません。きっと多岐にわたる複雑な要因があるのでしょうが、衛生仮説(きれいにしすぎる)とディスバイオシス仮説(腸内環境の劣化)が一因として有力視されています。

衛生仮説(きれいにしすぎる)?
ディスバイオシス仮説(腸内環境の劣化)?
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Dr岡本

ところでみなさんはアレルギー、大丈夫ですか?
ではそろそろクイズにまいりましょうか…

花粉症のくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどは花粉を排除するためにおこる?


くしゃみ、鼻水、あるいは目がかゆくなったり…、鬱陶しいかぎりですが、実はこの鬱陶しい症状は、からだを守る、理にかなった反応の結果なんです。というのは、花粉症の人のからだは、花粉を排除対象と認識、つまり…花粉をからだに害をあたえるおそれがあり一刻も早く排除しなければいけない物質と認識し、すばやく排除しようとして、くしゃみで吹き飛ばしたり、鼻水で洗い流したり、主人に目をこすらせたりして排除に努めます。
 そもそもアレルギー反応というのは、からだに有害な(と認識した)異物を排除する合目的的な生体防衛反応なのです。ありがた迷惑かもしれませんが…(笑)、からだはちゃんと働いているつもりなんです。

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