薬について、絶対におさえておきたい『知識』をクイズで学びましょう!
さあチェレンジ!
(問題をクリックすると答えが表示されます。)
抗生物質はインフルエンザにも有効である
抗生物質は細菌に効くお薬です、インフルエンザはウイルスが原因ですので、抗生物質は効きません。
薬は病気を治さない
薬のほとんどは、病気を根本的に治すものではなく、病気の症状を抑えるものなのです。したがって、薬をやめると元に戻ってしまいます(治っていない)。
薬の標的はタンパク質である
薬の標的は、次の3つ・・・、受容体(細胞膜や細胞質などにあるタンパク質)、酵素(生体内における化学反応を触媒するタンパク質)、そしてチャネル(細胞膜などの膜上にあるタンパク質で、イオンや特定の物質の通路になっている)で、いずれもタンパク質です。
どんな薬にも副作用がある
OTC(市販薬)も例外ではありません。
小児のインフルエンザ アスピリンなどで解熱するほうがいい
脳と肝臓に重篤な障害をきたすライ症候群、原因はまだよくわかっていませんが、小児+ウイルス性疾患+アスピリン・・・の組み合わせで発症するおそれがありますので、小児(15歳以下)へのアスピリン投与は基本NGです。
新しい薬ほど安全である
治験の被験者数は数百名程度ですので、新しい薬が発売されてから(数万人以上が飲みはじめますので)新たに副作用が見つかることも稀ではありません。
大麻はがん治療に有用である
鎮痛効果だけでなく、抗がん効果もあることが最近よくわかってきました。
多くの薬は胃で吸収されるので胃薬が多用される
多くは小腸(一部は大腸)で吸収されますので、腸内環境への影響も考える必要があります。
飲み薬のほとんどは分子量500以下である
飲み薬はタンパク質(分子量数万以上)などに比べるとかなり小さい分子です。分子量が大きすぎると小腸で吸収されなくなります。
一般的にジェネリック薬は先発薬に比べると安価であるが効果が弱い
ジェネリック薬の最大のメリットは安価なことですが、効果については、必ずしも先発薬より弱いわけでなく、むしろ効果が高いものも少なくありません。