今月の「よくある病気」のテーマは「便秘症」です。

されど便秘! 便秘薬のお世話にならないように!

便秘で悩んでいる人も少なくないと思いますが…、
高齢者施設に入居してくる方たち、ほぼ全員といっていいほど便秘薬を携えて入居されます。
そもそも便秘を甘く見ている人が多いのでは?と心配ですが、
便秘薬で便秘が治ったと勘違いしている人が多いのも困りものです。

Dr岡本

ではクイズです

排便回数が多いほど認知症になりにくい?


「便が硬い」、そして「排便頻度が少ない」、この2つが認知症の発症リスクを高めることが、JPHC(国立がん研究センター)の大規模な疫学調査で明らかになりました。


JPHCによると「排便頻度が低いことと便が硬いことは、便の腸管通過時間の遅延と関連があります。腸管通過時間の遅延は、腸内細菌の代謝産物である短鎖脂肪酸の減少を引き起こすことが報告されており、短鎖脂肪酸の減少は、酸化ストレスを引き起こし、認知症リスクを高める可能性が考えられます。また、短鎖脂肪酸が減少すると腸管の透過性が亢進し免疫が活性化することで、全身性炎症を介して認知症リスクを高めることも考えられます。」

以前から“認知症の方に便秘が多い”のはよくいわれていたことなのですが、便秘は認知症の結果でもあり原因でもあるんですね。腸内環境、大切にしなくてはいけませんね。

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