今月の「よくある病気」のテーマは「老化を抑える」です。

できるだけ…老化を抑える!

年を重ねることは必ずしも悪いことではありませんが、老化がすすむことは心身に与える悪影響(動脈硬化、骨粗鬆症、認知症、白内障、腰痛、膝痛…)を考えるとあまり望ましいものではありません。
とは言え、残念ながら現時点では私たちには老化を避けることはできません。
しかし、現時点でも老化を抑え先送りすることは知恵と努力で可能です。

Dr岡本

ではそろそろクイズにまいりましょうか…

老化は生後間もなく始まる?

そうなんですね、老化は成人してから始まるイメージでしょうが、生後間もない時期から、遺伝子プログラムが作動し、細胞レベルでの老化プロセスがはじまります。目に見えるレベルでも、たとえば老化の典型的な一側面である動脈硬化に関して、すでに10代から血管病変が出現し、すでに進行がはじまっているんです。
中年以降になってからようやく老化を考えるなんて、遅すぎかもしれませんが、今日気づいたとしたら、明日気づくよりも、少しはラッキーですよね。

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